瞑想を取り入れてみる
瞑想はいつでもどこでも実践できる
「瞑想」というと、ヨガをイメージしたり、修行僧たちのイメージがあるかもしれませんが、瞑想は何千年にもわたる歴史があるようです。実は簡単で、いつでもどこでも実践できます。マインドフルネスやヨガの人気は高く、ここ数年の間に瞑想という言葉も広く浸透してきました。
瞑想は、記憶力が学習においてもプラスの効果をもたらします
私が中学生の時に、授業の前には必ずこの瞑想の時間がありました。当時、私たちはこの時間を黙想とよんでいました。休み時間との気持ちのリセットに使われていて、当時は良くも悪くも真面目に黙想をしておりました。中学生という多感な時期にこの習慣をつけてもらったことで、そののち私は特に低学年の授業の始まりには1分間だけ子どもたちに目を閉じて深呼吸をするというということを取り入れていました。当時はエアコンもなく、汗がしたたり落ちる教室で1分間だけ、しーんと静かになる時間でした。David Levy and Jacob Wobbrock 二人の教授の研究でも、瞑想プログラムに参加した人は、違う仕事に手をだすことが減り、集中力が長く続くようにんるという結果が出ており、瞑想プログラムに参加しなかった人と比べてみると、自分の行った仕事を正確に覚えていられるそうです。
静かで落ち着ける時間と場所で始めよう
まずは、静かで落ち着ける場所でやってみることがいいのかもしれません。私はお風呂の時間を使っています。誰もいないほうがやりやすいのではないかと思います。
心地よくてまっすぐな姿勢
ゆったりとした服装で、写真のようなポーズができればとは思いますが、自分がゆっくり深呼吸できるまっすぐな姿勢で行えればいいのかなと思います。今この瞬間に集中することを目的にやってみてください。最初は「え!こんなこと。」と思うかもしれませんが、頭がすっきりします。おすすめしないのは、この時に自分のことを反省したり、批判することです。瞑想はネガティブな考えや経験を解き放つため、心の中に平穏をもたらすものにするものです。