学ぶ場所はあらゆるところにある

学校以外で安心して学べる場はあらゆるところに存在する

不登校の子どもは2016年に13.4万人へ

国の調査によって2016年の不登校の小・中学生の児童生徒数は約13万4千人。1991年から統計が始まっていますが、当時から倍増しています。全国児童生徒に占める割合でいうと不登校の割合は1.35%となります。

文部科学省でいう不登校の定義とは

「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。私も小学校に勤務していたので、報告をすることは必ず行っていました。もちろん、学校では保護者が来校されてそうだんされたり、担任などによる家庭訪問なども行って子どもと話をしたりしております。

不登校状態になるきっかけや理由は複合的

5月の連休明けにまず学校でも兆候ので始めるころです。不登校の要因は様々で、きっかけは友人関係や教員との人間関係から勉強がわからないといったものまで・・一番苦しいと感じている子どもが実は複合的な理由があると考えられます。また近年では学習障害(LD)や注意欠陥/多動性障害(ADHD)があったり、保護者による子どもへの虐待の事例などもあり、学校だけでは対処できない状況になっています。

不登校への偏見

少し前までは、登校拒否などと呼ばれて不登校への偏見がありましたが、2016年に学校以外で安心して学べる場を作ることを促す「教育機会確保法」が成立し、フリースクールや在宅で学習するホームエディケーションなど、何らかの理由で不登校となった小・中学生の居場所の選択肢はひろがりつつあります。しかし、フリースクールの運営の苦しさや不登校に対する偏見は今なお続いています。

学校教育でできることと学校教育外でできること

学校教育の根底にあるものは、自立して生きていく力を養うというところにあると私は思っています。しかし、すべてが学校でできるかというとそういうことではありません。上記でフリースクールやホームエディケーションも選択肢の一つとして書いておりますが、地域にはそれこそ自立して生きていくための学習をできるものはたくさんあります。「読み・書き・そろばん」と昔は言っていたのですが、生活していくために自分が伝えたいこと、知ってほしいこと、相手が何を言っているのか理解すること、知ろうとすること、話すだけではなく、聴く、文章を書くなど言語の場合もありますし、表情やふるまいなど非言語の場合もあります。いわゆるコミュニケーションとざっくりとよばれているものです。それは、地域社会にたくさん存在しています。お金の計算は自分が生きていくためにどれだけ必要かを知り、それを手にするためのものです。また中には自分だけのためではなく、自分が暮らしている社会を構成する環境の中でのお金というものもあります。

人は一生かけて様々な経験と学習の繰り返します

今回のブログでは、学校教育や不登校のことについて触れましたが、人間は一生かけて成長していくことができる生き物です。だからこそ様々な場所に学びの場があることや、経験が学びになることを特に若い皆さまには知っていただきたいと思います。本日はFMKITAQでディサービスを運営されている方との対談、夜は、弊社で行う「もちよりカフェ」で学校の教育、学校外の教育、社会での教育について、大学教授から高等学校教諭、行政の方、NPO法人代表、会社経営者、大学生、社会人1年など様々な立場でグループディスカッションを行います。「もちよりカフェ」も学校外の学びの場、居場所としての機能をもっているコミュニティです。

学ぶ場所はあらゆるところにあります

 

ABOUTこの記事をかいた人

育った環境や性別や学歴に関係なく、誰もが社会参加できるような社会を創りあげたいと思い起業しました。国・行政・民間といった様々な機関でキャリアアップをしてきました。特に国内外の教育現場、社会教育現場での経験が11年と長く、不祥事や崩壊といった問題を抱えた現場の立て直し屋と呼ばれてきました。一番の強みは人材開発プログラムの作成です。現在は、職場の定着の大きな課題となる人間関係改善・人材開発プログラムを使って、企業の社員と大学教員などの資質向上研修をおこなっております。現在力を入れているのはIT人材の育成です。 今までに携わった企業や団体や学校はのべ479件、受講者は10,552名を超えました。また、小学校から大学までキャリア教育の授業(社会人基礎力)の実施ものべ51校。個別の若者に対するキャリアコンサルティングも月に一度公共施設にて行っております。 ・キャリア教育授業 北九州市立小・中学校(42校)、福岡県遠賀町立中学校(1校)、福岡県春日市立小学校(1校)、福岡県立高等学校(4校)北九州市立大学、北九州工業高等専門学校、職業訓練学校 ・企業及び団体研修 北九州市市役所、北九州市教育委員会、北九州市関連外郭団体、厚生労働省雇用支援機構、北九州市社会福祉協議会、北九州市内企業、福岡市企業、私立高等学校看護教諭会,経営者団体の勉強会 ・福岡県男女共同参画企業派遣講師 ・公益財団法人産業学術推進機構中小企業支援センター専門家 <資格> 国家資格 キャリアコンサルタント Well-Being Dialogue Card Certified Facilitator 認定キャリア教育コーディネーター 小学校教諭二種普通免許 幼稚園教諭二種普通免許 GCDF-Japanキャリアカウンセラー アンガーマネジメントコンサルタント™ Certified Anger Management Specialist Ⅰ