ストレスから離れる儀式をつくるとは
大好きな仕事でも、ぎっしりと予定が入っているとストレス反応が出てしまうことも。私もストレスは後で解消するものと思っていたのですが、これから起こる前こそ、何か儀式のようなものが必要であると気が付きました。スポーツ選手が試合の前に音楽を聴いたり、円陣をくんだりすることも、ポジティブな気持ちをもてるようにするための儀式といえるでしょう。ポジティブな気持ちは、生産性や幸福度に効果を及ぼします。
簡単そしてやりがいのあるものに
複雑な儀式でなくていいのです。とにかく簡単で楽しみになることを選びましょう。簡単だと継続しやすく楽しめます。ストレッチやリラックスできるもの、楽しくそして気持ちよく感じるものを取り入れるといいでしょう。
視覚情報から遠ざかる
音楽を聴くことはストレス解消の儀式にはとてもよくつかわれていますが、儀式のためにパソコンやテレビをつけることより他のことを選びましょう。仕事中は視覚と聴覚の使用に偏っているので、そのほかのものを使ってみましょう。
味覚・触覚・嗅覚
私たちは五感を通して暮らしています。先ほどにも書いておりますが、仕事の中では、視覚と聴覚に偏りがちです。あえて儀式では味覚・触覚・嗅覚を取り入れてみましょう。
味覚:エネルギーとなる朝食をとりましょう。仕事の後のリラックスにはカモミールなどのハーブティーやワインなどで緊張をときほぐしましょう。
触覚:朝の洗顔では、寒い冬でも温かいお湯と水を使ってみましょう。血流もよくなりさっぱりします。仕事の後は温かいお風呂に入るなど服装や、寝具も肌触りのよいものに
嗅覚:朝はスッキリするミントの香りやレモンの香りを楽しんでみましょう。仕事の後にはラベンダーや心を落ち着けるアロマキャンドルもいいですね。
同じ空間でプライベートと仕事の切り替えを
在宅ワークをする方がどんどん増えています。私もプライベートと仕事の時間の境界があいまいになってしまいます。こんな時は、仕事がとプライベートの堺をつけるために、家から出る、仕事場から離れる儀式を作りましょう。一度その場から離れる。仕事に関する思考からリラックスした思考に戻るための儀式にすると考えてみるといいでしょう。