手と頭と心を使って作る時間をいつくしむ

手仕事を大切にする

手仕事というと芸術家のイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、ほとんどの人が、手をつかって仕事をしていた時代は、そんな大昔のことではありません。

手を使って物を作ったり、手入れをしたすると、幸福度が上がり、精神的な健康も高まる

バージニア州のランドルフ=メイコン大学のケリー・ランパード教授の研究では、目で見える結果や手で触れられる結果を手を使って行う活動、例えばお菓子を手作りしたり、ガーデニングをしたり、料理をしたり、編み物などをすると、報酬回路が刺激されて最適な働きをするようになると言われています。

肯定的な感情を引き起こす

ここ最近のうつ病の増加の一つに、目的のある身体活動の減少というものがあげられています。肯定的な感情を引き起こす神経伝達物質は、最近巷でもよく耳にするようになったドーパミンとセロトニン。ランパード博士によると、手を使うことで自分のまわりをコントロールしているという感覚や、周りとの世界とつながっているという感覚が強まるそうです。ストレスや不安の減少やうつといったものからの回復には、手を使って生み出す活動がよいのではと言われています。

結果ではなく、プロセスを楽しもう

数日前に夜中になって「ハンドミキサー貸して」と子どもから連絡がありました。昨日はホワイトデーということもあり、そのために子どもが仕事が終わってからお菓子を作ると言っていたのです。子どものお菓子作りは幼稚園のころから家で行ってきました。最初は材料をボウルに入れるということから・・・そのうち大学生になると我が家のキッチンは、子どもの友人たちによって様々な料理の実験の場となっていきました。わいわいがやがや、音楽を聴きながら楽しそうに料理を作っている姿は今でもよく覚えています。みな、このプロセスを楽しんでいたのだと思います。

手先をつかう楽しみ

子どもや大人に関わらず、手で物を作り出す遊びは様々なところにあります。ガーデニングや日曜大工、革細工や陶芸、はたまたブロックやプラモデルなども。特に土を触るのは効果的で、土壌中のバクテリアの一種がセロトニンを作るニューロン群を活性化するという研究結果もでているようです。

自分も周りの人も幸せになる

美味しいものを食べたい。人間の欲求の大事な部分です。最近はとても便利な世の中になり、途中までつくられている食材や、ケータリング、外食も便利です。1年のうちに数回でもいいのですが、あえて時間をかけて一から手作りする機会を作ってみましょう。その時はプロセスを楽しむのです。我が家では、あえて海外でかんすいや豚骨を手に入れてラーメンを手作りしたり、カレーのスパイスの調合からカレーを作ったりして楽しみました。自分も楽しみ、周りも楽しみながら一緒につくり、一緒に食べることができれば、幸せの時間は広がりますね。

 


ABOUTこの記事をかいた人

白石裕子

育った環境や性別や学歴に関係なく、誰もが社会参加できるような社会を創りあげたいと思い起業しました。今までは国内外の学校教育から民間企業と様々な職種を経験してきました。 職場の定着の大きな課題となる人間関係改善・パワーハラスメント対策として経営者・管理職向けにアンガーマネジメントという心理トレーニングを使った企業・教育機関向けのセミナーを実施しています。今までに携わった企業や団体や学校はのべ454件、受講者は10,259名を超えました。また、小学校から大学までキャリア教育の授業(社会人基礎力)の実施ものべ15校。個別の若者に対するキャリアコンサルティングも月に一度公共施設にて行っております。 ・キャリア教育授業 北九州市立小・中学校(18校)、福岡県遠賀町立中学校(1校)、福岡県春日市立小学校(1校)、福岡県立高等学校(2校)北九州市立大学、北九州工業高等専門学校 ・企業及び団体研修 北九州市市役所、北九州市教育委員会、北九州市関連外郭団体、厚生労働省雇用支援機構、北九州市社会福祉協議会、北九州市内企業、福岡市企業、私立高等学校看護教諭会 ・福岡県男女共同参画企業派遣講師 ・公益財団法人産業学術推進機構中小企業支援センター専門家 <資格> 国家資格 キャリアコンサルタント 認定キャリア教育コーディネーター 小学校教諭二種普通免許 幼稚園教諭二種普通免許 GCDF-Japanキャリアカウンセラー アンガーマネジメントコンサルタント™ アンガーマネジメントファシリテーター™ アンガーマネジメントキッズインストラクター™ アンガーマネジメント叱り方インストラクター™ アンガーマネジメントティーンインストラクタートレーナー™