経営者の悩み「実は、白石さん・・」

経営者の悩み

私は仕事柄、経営者の方とお会いすることが多い。私もひよっこ経営者として悩むことが多々あるのですが、最近、経営者の悩みを聞くことが多くなってきました。もちろんお金に絡む問題は私では専門外なのとひよっこなのでお話する方が少ないのですが、社員を含めた人間関係に悩む人がたくさんいるということがわかります。

社長歴が若いほど改革に悩む

社会が大きく変化している中、「今までは既存のお客様との付き合いで仕事をしてきた。しかし、自分の代になって何か新しいことにも手を伸ばさないと事業が先細りする。しかし、何かを始めようと思うと自分一人では思いつかない、自分の秘書のように右腕になってくれる人もいない、そして、新しいことを始めるとなると、今いる社員の意識を変えたい。そして、新しいことへ挑戦したいが、ついついリスクしか見えてこない。利益が見えないと怖い。」と後継者として経営を引き継ぐ方からお話しいただいたことがあります。創業者とはまた違った悩みです。新しいことに挑戦したい、でも周りの社員が一緒に取り組んでもらえるのかといった悩みもあるようです。

社員のマインドを変えるには、もともと社員の中に眠っているマインドを呼びおこすことが大事

「社員の意識を高めたい。」「将来、後輩が入ってきた時にいい先輩として成長してもらいたい。」「管理職としての自覚が足りない。」

「社員の意識を高めたい」と思うなら「社員が自分がこの会社で働くことが喜びだ」と実感することが一番大切なことではないかと思います。そしてこれは説得する、洗脳するということではうまくいきません。社員の帰属意識というものを引き出すことが大事なんです。

「将来、新人が入って来た時にいい先輩となってほしい」これなら何がいい先輩なのかイメージをはっきりさせることが必要です。しかし、いい先輩という社長のイメージは誰もが「いい」と思うものではないということもあります。例でいうと「後輩が失敗しないようにフォローをするのがいい先輩」だったらどうでしょう。とても面倒見のよい先輩のようにな気がしますね。しかし、”失敗しないように”というとどうでしょう。”失敗しても”に変えるとまったく意味合いが違ってきます。”失敗すること=リスクがある、やってはいけないこと”といいう思い込みを植え付け、いつまでたってもずっと見張る、こわくて仕事をまかせられない状況になり、新人を伸ばすことにはなりません。先輩として成長するどころか、後輩を抑えてしまう状況になることもあります。

「管理職としての自覚が足りない」ということであれば、これは本人の問題なのか、組織の問題なのかということにもなってきます。管理職という役職をはずすことが本人にとって力を発揮することもある場合があります。日本では、年功序列の時代が長く、ある程度の経験と昇進試験に受かれば管理職になることがまだまだ多いのではないでしょうか。また、役職がつかなければ落ちこぼれや能力がないというレッテル貼りになっている環境もあるかもしれません。私が若いころには、窓際族などという言葉が流行りました。仕事ができない人がそこに居るというレッテル貼りも。しかし、会社にとってその人にまかせられる仕事があるのであれば、それは貴重な財産です。管理職であろうとなかろうと社員一人一人が自分の仕事にほこりとやる気をもっているのであれば、それは役職は関係ないかもしれません。役職をつけると誰かを何かを管理しなくてはいけないと思ってしまって、気が重い、それに部下の前で失敗したらと思うと・・という相談を受けたこともあります。

自分の役割や存在価値を見いだせなかった時に人は辞めていく。

社員一人一人がいきいきしている会社は、仕事の内容に関係なく職場の雰囲気がとてもよく、特に外から訪ねたときにはっきりわかります。転職のために面接に行った人もこの雰囲気で決める人もいるぐらいです。しかし、会社に入社する時に「こんな会社辞めてやる」と思って入社する人はいないと思います。楽しいことばかりではないことは、仕事を重ねていくと出会うこともあります。そんな中でも「自分がいるからこそ」「自分を必要としているからこそ」「この人の役にたっている」という認識がある人は、油にまみれても、つらいことがあっても頑張る気持ちに変換できます。そしてそのような人は他の人にも「一緒にやろう」「ここちょっと手伝おうか」という言葉も出てきます。「この会社で自分は必要とされているのだろうか」「自分の仕事は誰かのためになっているのだろうか」そんなネガティブな気持ちがおきてしまうと、なかなかそのネガティブな感情からぬけだせなくなり辞めてしまうことがあります。

経営陣の中で会社にダメージをあたえる人

会社は、一社では成り立たないことは経営陣に近くなればわかってきます。協力企業や協働で仕事をしている会社の人たちにも、常に感謝の気持ちがあれば接し方もそうなります。しかし、中には経営陣としての肩書で威圧する、上からものを言う、仕事をしない人もいます。経営者トップとしてもし会社にそのような会社にダメージを与える経営陣がいるとすれば、それこそ経営者トップとしての苦渋の選択になるかもしれませんが、一度経営陣から身を引いてもらうことが必要かもしれません。

大切な社員にいきいきと働いてもらいたい、いきいきしてほしい。そんな企業様は、ぜひ弊社にご連絡ください。弊社にはそんなメソッドがあります。

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ABOUTこの記事をかいた人

白石裕子

育った環境や性別や学歴に関係なく、誰もが社会参加できるような社会を創りあげたいと思い起業しました。今までは国内外の学校教育から民間企業と様々な職種を経験してきました。 職場の定着の大きな課題となる人間関係改善・パワーハラスメント対策として経営者・管理職向けにアンガーマネジメントという心理トレーニングを使った企業・教育機関向けのセミナーを実施しています。今までに携わった企業や団体や学校はのべ405件、受講者は10,100名を超えました。また、小学校から大学までキャリア教育の授業(社会人基礎力)の実施ものべ15校。個別の若者に対するキャリアコンサルティングも月に一度公共施設にて行っております。 ・キャリア教育授業 北九州市立小・中学校(11校)、福岡県遠賀町立中学校(1校)、福岡県春日市立小学校(1校)、福岡県立高等学校(2校)北九州市立大学、北九州工業高等専門学校 ・企業及び団体研修 北九州市市役所、北九州市教育委員会、北九州市関連外郭団体、厚生労働省雇用支援機構、北九州市社会福祉協議会、北九州市内企業、福岡市企業、私立高等学校看護教諭会 ・福岡県男女共同参画企業派遣講師 ・公益財団法人産業学術推進機構中小企業支援センター専門家 <資格> 国家資格 キャリアコンサルタント 認定キャリア教育コーディネーター 小学校教諭二種普通免許 幼稚園教諭二種普通免許 GCDF-Japanキャリアカウンセラー アンガーマネジメントコンサルタント™ アンガーマネジメントシニアファシリテーター™ アンガーマネジメントキッズインストラクター™ アンガーマネジメント叱り方インストラクター™ アンガーマネジメントティーンインストラクタートレーナー™