人材定着を考えたトレーニング研修

早期発見。早期対処。アンガーマネジメントで部下の育成をトレーニング。

今朝、ニュースで痛ましい電通での出来事から1年たつことが報道されていました。今月に入って、「一刻も早く危機を回避したいので、何とかアンガーマネジメント研修をしていただけないでしょうか」という問い合わせをいただきました。

まずは上長から。

「なかなか人材を確保するのも難しい中、人材を育てるにはまずは上長から変わることが必要だ。」という院長の言葉もあり、院内をまとめる精鋭の数人が研修を受けることになりました。人の命を預かる医療の現場では、ほめることばかりでは若手を育てられなこともわかっているのですが、忙しい中どうすればいいのかという課題がありました。

自分が良かれと思っていた叱り方が実は良くなかった。

”緊急の場合は途中で退席することもあるかもしれない”という中、アンガーマネジメントの研修を行いました。「忙しい中ちょっと突き放した感じになってしまったのでは。」「ちょっとしたことが命に直結するかもしれない。」「若手の考えていることと随分差がある。」などの思いがある中、参加者からこんな言葉が上がってきました。

相手に伝わらなければ意味がない。

「叱りかたなど、考え方が狭くなっていました。他の方の話を聞いたり、考え方を聴けた良い時間でした。」「NGとなる言葉を意外と使っていました。これでは相手に伝わらないことがわかりました。」叱ることの再定義を話す中で、叱ることの目的について皆で共通の認識ができたようです。

職場で使えそうなスモールステップができた。

各自がスモールステップを書き出し、優先順位をつけることができました。それぞれのスモールステップが具体的で誰にでもわかる形で書かれてありました。しかもスモールステップを発表するごとに勇気づけのサインをもらうことができていました。

職場で、早速今日のステップを実践するつもりだ。

「叱ることは職場でも家庭でも多いのですが、相手の行動変容につながるものでないと意味がない。トレーニングをしていきたいと思いました。」「怒りはなぜおこるのか、対処法を具体的に教えていただけ、自分の課題が明確になった。」「自分でたてたスモールステップ表を見ながらトラブル対応も考え今日から活用していきます。」という言葉が出てきました。

上長が変われば、職場は変わる。

ここの職場は上長が変わり、職場の雰囲気がよくなった実績があります。今は、一部が緊急事態ですが、研修に集まった要となる皆さまが身をもって「変化」を体験済みです。今回のことで改めて「上長が変われば職場は変わる」を思い出すことにもなりました。

研修室を出ると患者の皆さまがたくさんいらっしゃいました。この中でいかに若手を育てることが重要であるか。どの企業も人材育成や定着は緊急の課題だと思いますが、このように指導側にたつ方々が積極的に研修をすすめられる現場のお手伝いができ、ありがたいと思える一日でした。

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

白石裕子

育った環境や性別や学歴に関係なく、誰もが社会参加できるような社会を目指しています。おっとりしていますが、行動は早いです。 アンガーマネジメントコンサルタントでもあり、キャリアコンサルタントでもあります。あなたの一歩を踏み出す勇気を応援いたします。