見えないものが伝わる魔法の挨拶

「意識・意欲・精神」どう伝える?

採用選考の際、企業側の担当者は応募者の何を重視しているのでしょうか?
令和元年12月18日に厚生労働省から、「平成30年 若年者雇用実態調査結果」が公開されました。
(本調査における若年層とは、満15歳~34歳です)

1位の「就業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」なるものを、貴方は相手にどの様に伝えますか?または、どうやって伝えて来たと思いますか?
この様な、自分の内面にあるものを他者に伝えることは、案外難しいものです。

特に就職活動では、志望動機や自己PRをどの様に書いてどう話せば伝わるのか、相手がどういう反応を示したら伝わった事になるのかなど、考えても切りのない問いに悩まされた人も多いと思います。

この調査では、企業側が重視する点をどうやって何を基準に判断しているのかまでは分かりませんが、おそらく多くの企業では採用担当者の主観による判断に委ねられていると思います。
採用選考を長年担当している私の知人は、「話し方や表情で直ぐに分かるよ」と言い切ります。でもその基準には客観性もなければ科学的な根拠もないと言います。
あえて客観性があるとすれば、「○○さんと比べると…」とか「この中から選ぶとしたら…」という相対評価による多数決くらいです。

この様に、人が人を選ぶ以上、どうしても主観的な判断基準になることは仕方のない事かもしれませんが、そこには「伝える人」と「受け取る人」の認識の差が生じやすいのも事実です。

ちなみにこの人は役員で人事部長でもあるので、この程度の判断で十分ですが、これが社員ならそうは行きません。なぜそうは行かないのかは、「面接が苦手な貴方へ”9つのミカタ”」の4~6で説明していますのでご参照ください。http://www.kanaeruken.com/mensetu/

挨拶・表情・声が重要な理由

企業が重視する点の3位に「マナー・社会常識」がありますが、それを判断する絶好の機会が面接選考です。しかし、それは同時に1位、2位の重視点をアピールする上でも絶好の機会となるのです。

面接選考では、「正しい挨拶」「適切な動作」「明るい笑顔」「正しい言葉使い」「ハキハキ話す」などが大切だということは誰しも分かっていると思いますが、どうして面接ではそんな要素が大切になるのでしょうか?

よく考えてみると、社会には正しい挨拶ができなくても能力の高い人はいるし、愛想の悪い人でもバリバリ仕事をする人もいます。さらには小さな声で話す人でも出世する人もいるのに、どうして面接の時になると、挨拶や表情や声が大切になるのでしょうか?

それは、人は初対面の相手には「初めの印象」によってその人が良い人かどうか、無意識にジャッジしていると言われているからです。

「メラビアンの法則」で有名な、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンは、コミュニケーションにおいて人の行動が他者にどのように影響を及ぼすかという研究の結果、視覚情報(見た目)が55%、聴覚情報(話し方)が38%、言語情報(話の内容)が7%だと提唱しています。

つまり、人の印象の良し悪しの93%は、「見た目と話し方」で決まるということになり、特に「見た目」は印象を決定付ける上ではとても重要だということです。

だからこそ、「正しい姿勢と動作で、明るい笑顔で、正しい言葉でハキハキ話す」と、面接官は貴方に好印象を持つということになります。そして、相手に好印象を与えることができれば、今度は「ハロー効果」が働き、相手は貴方を肯定的に受け止めるようになるという訳です。

そして、何より重要なことは、正しく美しい挨拶や動作は、揺るぎのない自信に変わることです。

「魔法の挨拶」を身に付けよう

どんなに面接が苦手な人でも、必ずと言っていいほど完全にマスターできるのが、面接時の入退室マナーです。

ただ入って出るだけと思ったら大間違いです。人は何気ない動作ほど、そこに美しさを感ると強烈な印象を持つものです。

私はこれまで、正しい入退室ナマーをマスターするだけで表情に自信が出て声も大きくなった若者を沢山見て来ました。
正しい入退室マナーは、相手への印象を良くするだけでなく、それをする人自身にもパワーを与えるものなのです。

この僅か数十秒の動作をマスターするだけで、自然に表情が明るくなり、言葉に力が出るようになるのです。そして不思議なことに、面接の質疑応答の質もどんどん上がってゆき、見えないものも伝わるようになってゆくのです。

自信をもたらし、相手も気持ちよくすることができる。そんな入退室ナマーを、私は「魔法の挨拶」と呼んでいます。

私は、自分に自信が持てないという人にこそ、魔法の挨拶をマスターしてほしいと思っています。

魔法の挨拶は、誰でも必ずマスターできます。
私が知るところでは、最も時間を要した人でも40分程度です。
何度も何度も繰り返し練習することで体に覚えさえることが大切ですが、ビデオを使って練習すればなお効果が上がります。

弊社に登録されている求職者の方なら、予約をしていただければ何時でも出来るようになるまでご指導いたします。

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yasuhiro kouno

キャリアコンサルタントの高野(こうの)です。 「競争社会から共創社会へ」という大きな夢の実現を目指しています。 自分では気づかない未知の可能性に気づく体験プログラムを、多くの方に味わっていただきたいと思っております。