『職場が生きる人が育つ「経験学習」入門』 松尾睦著 ダイヤモンド社刊

タイトル通り、経験から学ぶことの大切さと、どうやって経験から学ぶかについて、書かれています。
教育学者のデービット・コルブの経験学習モデルでは、
      1) 「具体的経験」をする
      2) 内容を「内省(振り返り)」する
      3) 「教訓」を引き出す
      4) 教訓を「新しい状況に適用する」
のサイクルで、ヒトは経験から学んでいくとされています。
ヒトの成長は
      直接経験 70%
      他者の観察・アドバイス  20%
      読書・研修 10%
とも言われていますが、自分で経験できることは限られています。そこで、他者の観察やアドバイスといった間接経験も軽視できません。
心理学者のアルバート・バンデューラは社会的学習を唱え、ヒトは他者を観察し、模倣することで知識やスキルを獲得することができるとしました。
日本の古典芸能では「守・破・離」が重視されますが、これも経験学習の考え方に通じます。
このように、ヒトは他者の経験からでも学び成長することができます。弊社のジョブ・アトラクションは、この経験学習の考え方に基づいており、参加者(ゲスト)が、普段の生活ではうかがい知ることができない仕事を体験することによって、この経験学習をすることができます。また、ジョブ・アトラクションを実施するホストにとっても、自分の仕事を振り返り、自分にとっての仕事の意義を再確認する機会になります。つまり、ゲストとホストの両方が、経験学習を通して成長することができます。

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Thomas

品質マネジメントや工程管理、コンプライアンス、リスクマネジメントなどの仕事に携わり、仕組みを動かすのはひとだと痛感しました。ひとがイキイキすると、職場や社会もイキイキします。