かなえるけんトレーニング × 北九州高等専門学校(自己理解編)

かなえるけんトレーニング大学編
~創造性を導く自己分析~

12月13日 北九州高等専門学校にて、かなえるけんトレーニングを実施しました。
参加してくれたのは、2年生から5年生までの計14名。その全員が、将来モノ作りに携わる仕事に就きたいとのことです。

そこで、今回のテーマを「創造性を導く自己分析」と題して、自身の学習動機の志向性と伝達力を認識するためのワークショップを行いました。

学習動機の志向性

まず最初は、自己理解の一つとして「学習動機の志向性テスト」を行いました。

このテストは、自分が勉強に対してどんな志向を持っているのかを可視化するもので、6種類の志向の中でどれが強いか弱いかを比較することで、自分がどんな環境なら勉強にやる気が出るのかを振り返るという自己分析に用いるテストです。

志向性を考えることで、育ってきた環境や、そこまら得た価値観なども再認識するきっかけとなるアセスメントツールです。

対話トレーニング(一方通行の会話)

テスト結果についての説明を終えたら、次に自分の志向性についてアウトプットし合う対話トレーニングです。発信することで、志向性の理解をより深める効果があります。

ただし、通常の会話とは違い、話す方は3分間一人で話し続け、それを聞く方は一切声を出さずに、3分間ただ頷いて応えるだけという、一方通行の対話方式で行いました。
途中で会話が途絶えて沈黙状態になっても、3分経つまではそのままというルールです。
普段は意識していない「話す・聞く」というごく当たり前の行為を、意識するとどのような気づきかあるのかを体験してもらうためです。

学習動機の志向性・対話トレーニングに関する学生の感想(一部)

  • 自分の考える志向のタイプに合った結果が出て面白いと感じ、友人にもしてもらいたいと思った。
  • 話しているうちに、自分がなぜ勉強しているのかということを知ることができた。
  • 話すことと同じくらい、聞くことも難しいと感じた。
  • 話し続けることの難しさを感じた。会話をより続けることができる力を身に付けたい。

学習動機の志向性に対する関心度は全体的に高かったようで、皆真剣に取り組んでくれていました。
対話トレーニングは、日頃はなかなか味わえない状況に、多くの学生が途中で沈黙状態になりましたが、何とか3分間を乗り切った時には、思わずため息と笑いが出ていました。

想像力を高めるイメージトーク

次に行ったのが「イメージトーク」というワークショップです。

ある人物の写真を見て、そこからイメージしたストーリーを相手に伝え合うというシンプルなワークですが、それぞれ想像する事柄は全く違うため、意外性と新しい着眼点への気づきが得られます。

今回は、写真を2枚用意して自由に想像するパターンと、キーワードを入れてストーリーを想像するパターンを体験していただきました。

ペアで話し合う時間は一方通行の対話トレーニングと同じ3分間ですが、今度はどのペアも会話が途切れることなく、あっという間に過ぎてゆきました。

伝達力に必要な想像力とは

ワークショップの後は振り返りの時間です。

1枚の写真から、自分がどのように、どのくらいイメージしていたかを振り返ることで、現時点の自分の想像力と、それを言葉にして伝える力を認識してもらいました。

頭に浮かんだ映像や音などを、言葉に変換して人に理解してもらうためには、予想以上に多くの言葉数が必要になることと、言葉だけでなくジェスチャーや表情、声のトーンなども必要なことを意識してもらう時間になった様です。

イメージトークに関する学生の感想(一部)

  • 自分の考え、イメージが普通だと思っていたが、人とは全く違っていて、多くの考え方があるんだなーと思った。
  • 人の数だけ違うイメージができることが分かって面白かった。
  • 他の人の意見を聞くことで、そういう考え方もあったのかというような新しい発見が出来た。
  • 画像があった方が話しやすかったが、あまり話を展開しきれていないと感じた。

前半の対話トレーニングとは違い、互いに言葉を交わことで話は盛り上がり、最後は皆いい笑顔になってくれました。

次回は、伝達力の強化をテーマに、チームワークの大切さを理解する体験プログラムを実施します。

ABOUTこの記事をかいた人

yasuhiro kouno

キャリアコンサルタントの高野(こうの)です。 「競争社会から共創社会へ」という大きな夢の実現を目指しています。 自分では気づかない未知の可能性に気づく体験プログラムを、多くの方に味わっていただきたいと思っております。