板井築炉㈱ × ジョブ・アトラクション®

転職者のためのジョブ・アトラクション®レポート

12月2日(土)13:30より
求職者のためのジョブ・アトラクションを実施しました。
参加したゲストは二人の若者でした。

 

昭和18年創業,築炉のすべてを知っているプロ集団

「炉」の新設やメンテナンス工事を行っています。「炉」は800℃以上の高温で、モノを燃やしたり、加熱したりするするための耐火材(レンガ・セメント)で造られています。
伝統技術を先輩から後輩へ継承しながら、常に新しい技術開発に挑戦し、長い歴史の中で黄綬褒章や「現代の名工」、科学技術長長官賞を受賞した技能士を輩出している日本を代表する北九州市に本社がある少数精鋭のプロ集団企業です。
写真は、耐火レンガを組み合わせている工事の一部ですが、板井築炉では、築炉工事の他にも、道路の交通安全施設の工事や設計、セラミックスの超精密加工業も手掛けており、人々の生活インフラを下支えしている、スゴ技を持った会社です。

「技術力・チーム力を売る」技術コーディネーターの仕事

技術コーディネーターの仕事は、お客様からの1本の電話から始まります。
電話である程度の内容を確認し、以降は見積もり→正式受注→社内での準備(人員配置や工事内容の打ち合わせ)→工事の進捗を確認→工事の後の利益・原価管理、お客様フォローなどという流れです。
お客様は長くおつきあいのある会社で受注は安定しています。技術も進歩しており、新しいお客様も増えるため新しい仲間を募っております。

ホスト役(案内人)は、ちょっと照れ屋な真面目な課長

板井築炉(株) 課長 板井正二郎 氏

ホスト役の板井課長は入社12年目で板井築炉(株)の工事部を取り仕切る、何でも話せる兄貴のような存在です。
共に働く仲間のことをいつも気に掛けており、社員が仕事に集中できる職場作りに力を入れていると話していただきました。

”カメラを向けられると固まる”と、シャイな一面もありますが、とても誠実に、お客様や関係業者に向き合っておられます。
「人に迷惑をかけたくない」という言葉が印象的な、責任感のあるホストです。

 

今回のリアル体験は、KY活動と見積もり作成でした。

まずは、築炉工事に欠かせない耐火煉瓦について、その役割や種類など、詳しく解説していただきました。
写真に写っているのは、炉の構造を分かりやすく説明するために作られた模型ですが、実際の現場ではその数十倍の炉を作ります。
そのためには、足場も組んで高所での作業もあるとのこと。

そこで、今回のジョブ・アトラクションは、日々の作業を安全に遂行するために重要な「KY活動(危険予知)」を行うこととしました。
当然ながら、参加者の二人は初めての経験ですが、いつも新人研修で用いるペーパーテストに、真剣な表情で臨んでいました。

テストには、ある作業風景の絵が描かれており、その絵を見て危険を予測し、どうすれば回避できるかを考えるというものですが、
二人とも、初めてにしては、なかなか目の付け所がよく、正解例にはない部分にも気づくなど、真剣に考えている姿が印象的でした。

次に行ったのが、見積もりの作成です。
過去に実際受注した炉の図面を基に、炉の周りに立てる足場がどの位必要かを、図面から体積を割り出し計算する方法を学びました。
さすがに、図面を見るのは初めてなので、どの方向で見るのやら分からない状況でしたが、説明を聞きながら徐々に図面の見方や数字の読み方など分かってきた様子でした。
その他にも、作業に必要な道具や装備、さらには人の数や日数など、あらゆる数字を積み上げてゆくというプチ体験を通して、物を作るということが、どれほど緻密な計算の上に成り立っているのかを実感できる体験になりました。

参加した二人の若者も、最初は「築炉」という言葉の意味さえ曖昧でしたが、ジョブ・アトラクションに参加して、こんな世界もあるのかと気づき、興味を持った様子でした。

板井築炉㈱のジョブ・アトラクションは、実際の現場で行うことはできませんが、築炉工事という世界をリアルに想像する良い機会となたようです。
次回の開催も楽しみです。

ABOUTこの記事をかいた人

yasuhiro kouno

キャリアコンサルタントの高野です。 「競争社会から共創社会へ」という目標に向かって、人を仕事に合わるのではなく、人に合わせた仕事の創出のお手伝いをしています。