平川産業株式会社 × ジョブ・アトラクション®

転職者のためのジョブ・アトラクション®レポート

10月31日にジョブ・アトラクション®を実施いたしました。
ホスト企業:平川産業株式会社
ホスト役 :桑原 勝昭さん
対象職種 :工場内オペレーター

平川産業株式会社は、業務用の包装ポリエチレン袋を製造販売している老舗企業です。

誰もが一度は目にしているが・・・

包装ポリエチレン袋と聞いてピン!とくる人は、業界人の他は農業関係かガーデニングをしている方?と云われるくらいマニアックな製品名ですが、実はホームセンターに行けば、大概のお店の前に置いてある「花の砂」や「野菜の肥料」などを目にすると思います。

そうです。その砂や肥料を入れている袋が、平川産業株式会社が作っているメインの製品です。

 

70年を超える歴史に甘えない攻めの企業

平川産業(株)は昭和21年創業。製袋業界の歴史そのものと言っても過言ではない老舗企業です。
創業時から変わらない、物流の変化に対する柔軟さと、顧客ニーズにマッチした製品作りは、肥料製造会社をはじめ全国規模で高い評価を受けており、九州は元より、全国でも屈指の製袋メーカーへと成長。
さらに増産体制に入る準備中で、来年度には全国シェア5位以内に入るほどの規模になるとのこと。

平川副社長(写真左)とホスト役の野原課長(写真右)

今回が初めてのジョブ・アトラクション®ということもあり、平川副社長にもオープニングにご参加いただきました。

 

 

ジョブ・アトラクション®の様子

ホスト役(案内人)は、仕事の奥深さを熟知している優しい仕事人

平川産業の現場を取り仕切るのは、入社15年目のベテラン、桑原勝昭課長です。
入社前は、いろんな仕事も経験されたとのこと。仕事だけでなく人生の深みも感じさせる優しい眼差しが印象的です。

製袋製造の工程は、大きく分けて「押し出し」「印刷」「製袋」と別れていますが、彼はそのすべての作業を熟知し、現在は生産効率をより良くするための保全という仕事に力を入れているとのことです。
生産効率を上げるには、そこで働く人たちが、楽しく仕事ができる環境にすることだと、彼は言います。
つまり、仕事にメリハリを持たせ、機械トラブルなどの余計な心配をしなくても皆が作業に集中できる環境にするということが自分の責務だと、熱く語っていただきました。

今回の体験は、その3つの工程でそれぞれポイントとなる仕事の一部を、実際に工場内で見て、触れるという内容になっています。
平川産業の工場内は「こんにちは!」や「お世話になります」など、明るい挨拶が飛び交う、チームワークの良さを感じる職場です。

原料から最終製品まで

   

平川産業(株)の強みは、原料から最終製品まで一括製造が可能なところです。
製品となるポリエチレン製の袋は数千種類にも及び、個々に大きさや厚み(強度)などが細かく定められています。
工場内オペレーターの仕事は、日々の製造計画に沿ってオーダー通りの製品を効率よく製造することが求められます。

ただの見学では味わえない臨場感!

ゲストは、製造工程に沿って工場内を見学しながら、職員の方しか入る事のできないエリアに入らせていただいて、ホストから詳しく説明を受けます。
安全を確認しながら、製品が形になる過程を詳細に解説してもらえるので、実際の作業イメージが湧きやすくなります。

     

思わず夢中になる”ひらかわとーと”作り

工場を回った後は、お子様から大人まで楽しめる、ポリエチレン製バック「ひらかわとーと」作りの時間です。
今回は、透明・緑・黄緑・黄色の中から好きな色を選んでいただきました。
型紙に合わせてポリエチレンの生地をカットし、専用の高周波接着機で繋いでゆく工程ですが、これがなぜか性格の出る工程なのです。
意外にもハマるバック作りは、不器用な方でも簡単に出来ます。

     

袋作りは、縁の下の力持ち

平川産業の製品は、科学肥料や園芸用の腐葉土などを入れる袋なので、その販売先は薬品や肥料、飼料を製造する業界に集中します。
したがって、農家さんや園芸が好きな人でも商品名は分かっても「平川産業の袋」という認識はなく、ましてや一般の人にとっては、もっと遠い存在の会社です。

しかし、それこそが「もの作りのプライド」にもなるのです。
誰が作ったのかは知られていないかもしれない。しかし袋がなければ、中身が必要な人には届かないし使えない。
そう考えると、袋作りは縁の下の力持ちではないでしょうか。

平川産業のジョブ・アトラクションは、求職者だけではなく、求職者のパートナーやお子様、それに現役の学生も参加できます。
一人でも多くの人に、もの作りの楽しさを知って欲しいと、ホストの桑原さんは言います。
もの作りこそ、やってみないと分からないので、気軽に参加してみてください。

次回は11月25日 14時~17時です。

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yasuhiro kouno

キャリアコンサルタントの高野です。 「競争社会から共創社会へ」という目標に向かって、人を仕事に合わるのではなく、人に合わせた仕事の創出のお手伝いをしています。