既に始まっている未来 ~新しい価値を創る勇気~

近い将来、今の仕事の多くがロボットや人工知能(AI)に取って替わる時代になり、その反面、テクノロジーが進化するにつれ、高度な知識も経験も必要とせず、過酷な重労働や長時間労働から解放された人類は、本来の人間らしさを求めて、より便利で快適な生活を送るようになる。

本当に、こんな時代がやって来ると思いますか?

既にAIに代表される最先端のテクノロジーは、スマートフォンに留まらず、私たちの生活の至る所に活用されており、その進化の勢いは加速度を増すばかりです。

今や「オッケーGoogle!」と話しかけるだけで、家電は自動的に作動し、瞬時に必要な情報提供もしてくれる。ほんの10年前には予想も出来なかった生活が、既に多くの人の生活に溶け込んでいます。

もう直ぐ、ロボットやAIとの”共生社会”に突入する私たちは、その便利さをますます実感し、やがて自動運転技術で安全性の極めて高い移動手段を手に入れ、簡単操作でドローンが荷物を運んでくれるといった、ある意味では確実に便利で快適な、安心安全が保障される社会を形成してゆくことになるでしょう。

さらに最先端テクノロジーは、物質的な恩恵をもたらすことに留まらず、バーチャルリアリティーに心の癒を求めるなど、確実に人間の意識や心の領域にまで浸透してゆくことになります。

人間の幸せのためという大義のもと、AIは人間のあらゆる活動領域に無くてならない存在になり、計り知れないほどの恩恵を人類にもたらすことでしょう。

本当の意味での恩恵とは?

最先端テクノジーは、人類に多大な恩恵をもたらすと思います。しかし、人間にとって本当の意味での恩恵とは何でしょうか?

その答えを導き出すために、まず考えて欲しいのが「ロボットやAIと、人間との違いは何ですか?」という質問です。いろいろな点で違いはあると、誰もが思っていることでしょう。
例えば、ロボットやAIは所詮機械、ロボットやAIには人間的な感情はない、ロボットやAIは電気で動く・・・といった感じでしょうか。

しかし、私がここで本当に問いたいのは、「じゃあ、人間ってなに?」という問題です。

私は、誰もがこの問題を身近に感じ、考えざるを得ない時代になることこそ、ロボットやAIがもたらす真の恩恵だと思うのです。それは、人間が人間だと実感できる時代。人間が本当のアイデンティティに目覚めることが出来る時代になると、私は考えています。

つまり、「人間らしさ(自分らしさ)」という視点から、もう一度、「人間の仕事とは何か」を見つめ直す必要性が、今まさに問われているように思うのです。

労働の意味価値が根底から覆る過渡期に突入している

かつて、人間を労働力という名の道具に変え、私生活と切り離した職業や職場という新しい概念を作り、その代償として物質的な豊かさを求めることを是とした産業革命以降の産業構造から約2世紀の時を経て、今度は人間がより人間らしさを追求し、私生活と仕事の境界線がなくなり、精神的な豊かさを求めることを是とする価値変動が起こり、本格的なテクノロジー共生社会が到来すると、私は思います。

巷では「働き方改革」という言葉が独り歩きをはじめているような節も見えますが、今後10年の間に、企業は従業員を労働力として扱うのではなく、共に生き抜く同士として幸福感を感じるような扱いをしなくては、大手有名企業といえ人は集まらなくなり、世界の投資家たちも、儲かる企業ではなく、社会貢献度の高い事業を展開する企業に投資をするという動きになると思います。

そして、労働に対する意味価値は、モノの豊かさに加えて心の幸福も追求し、さらに自分だけの幸福よりも、全社員、地域、そして社会の幸福を実現することにより高い価値をおくようになります。

それは、もう既に始まっている未来です。

新しい価値を創る勇気

日本のオフィスにコンピューターなる物が置かれ始めたのが約30年前ですが、当時のサラリーマンの多くは、パソコンがやがてビジネスにおいて必須アイテムになるなど予想もしなかったし、日本でスマートフォンが発売されて10年、今や誰もがその画面に釘付けになっている様子を、10年前に明確にイメージできた人も少なかった。しかし、確実に時代は変化してきた様に、これからもさらに加速度を増して労働に対する価値観も変化してゆきます。

何時の時代も、新しい価値を創ってきた人は、変な人・可笑しい人・狂っている人と揶揄されて来たように、これかも新たな世界に踏み込む人にはそういうレッテルが付いて回るでしょう。しかし、いくら反発しても、いくら否定しても、何時の世も新しい価値を受け入れ、それに順応できたモノだけが生き残って来たのも事実です。

これからは、社員の幸福度にフォーカスした経営が主流となります。

社員の関係性をより良くする仕組みや制度の設計と運営ができる企業が10年後に残る企業となるでしょう。
今育っているITリテラシーの高い若者の価値観が、やがて社会の常識となって、これまでの縦型ヒエラルキー構造ではなく、IoT技術を巧みに利用した、ネットワーク型のビジネスが主流になります。

当然ながら、組織形態も時代に合わせた変化を強いられるのは間違いありません。

社員を輝かせ、社員が幸福だと感じられる企業は、自ずと人は集まって来ます。
そんな会社こそ取引したいというお客様も集まって来ます。

弊社は、そんな新たな価値を創造する方の良きパートナーでありたいと思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

yasuhiro kouno

キャリアコンサルタントの高野(こうの)です。 「競争社会から共創社会へ」という大きな夢の実現を目指しています。 自分では気づかない未知の可能性に気づく体験プログラムを、多くの方に味わっていただきたいと思っております。