2019 Wellbeing リレーブログ 6月号

ワインの香り

ワインには、さまざまな香りの成分が含まれていて、どのような香りがするのかが、ワインの重要な特徴であり、楽しみの一つでもあります。ある赤ワインの裏ラベルには、「ラズベリーやスパイスの香りに樽由来の香りが複雑にからみ、果実味豊かで程よい渋みが特徴的です。」と、こんなふうに書かれています。
手元にあるテイスティングの資料には、さらにたくさん、なんと80もの香りについて書かれていました。例えば、レモンやライムなどの柑橘系、洋ナシやリンゴなどの果実、パッションフルーツやライチなどのトロピカルフルーツ、カシスやサクランボ、ジャスミンやスミレなどの花、ピーマン、芝生、ミント、バター、コーヒー、黒コショウ、シナモン、アーモンド、オーク、オレンジの皮、はちみつ、さらには、革などの動物系の臭いや、果ては、ブショネと呼ばれるコルク由来の臭い、ヴィネガー、ゴム、腐敗した卵などの好ましくない臭いなどです。

ところで、近年話題になっているマインドフルネスには、「マインドフル・イーティング」という手法があるそうです。マインドフルネスは、瞑想でリラクゼーションや心を整えるものですが、呼吸に意識を集中さて心を落ち着かせるというのは意外に難しいです。これが食べ物だと、集中しやすくなります。やり方は簡単で、なんでもいいので食べ物を用意し「これが人生最後の食べ物」というような気持で香りを嗅ぎ、食感を確かめ、味を味わうなど、すべての感覚に集中し、じっくりと楽しめばよいのです。
これにより、堂々巡りの「 反すう思考」がなくなり、自分のことを俯瞰してみる「メタ認知能力」が上がるといわれており、ストレスからの解放、集中力の向上、身体感覚を関知する能力の向上、情動を調整する能力などが高まるとされています。

グラスに注がれたワインの色を見、香りを嗅ぎ、口に含んだ時の第一印象、口の中に広がる酸味や甘み、そして、最後にタンニンや香りの余韻。ワインを楽しむことは、マインドフル・イーティングに繋がるのではないかなと思っています。ただし、飲みすぎないようにしないといけないですね。


取締役 白石 有

趣味:ワイン(趣味歴?年)

ワインとの出会いは、日本中がバブル景気で湧いていた時代。とはいえ、フルボディーの赤ワインなんて渋くてなにがよいのか分かりませんでした。
ワインを日常的に飲むようになったのは、今世紀に入ってから。そして、2015年に小倉駅前のワインバーで、作り手の方のお話を伺い、ワインの奥深さに感銘しました。
酒は百薬の長ともいいます。ゆったりとした時間に、ゆっくりとワインをたしなむ。きっと、Wellbeingにもよい効果があるのではないかな。

1年かけて、役員一人ひとりの趣味と幸福にまつわるエピソードをリレー方式で掲載しています。

2019 Wellbeing リレーブログ 次回は、白石裕子の3回目です。

 

ABOUTこの記事をかいた人

Thomas

品質マネジメントや工程管理、コンプライアンス、リスクマネジメントなどの仕事に携わり、仕組みを動かすのはひとだと痛感しました。ひとがイキイキすると、職場や社会もイキイキします。