2019 Wellbeing リレーブログ 3月号

日本ワインそして日本のヴィニュロン達との出会い

2012年に小倉駅前のワインバーで勧められて、日本ワインを口にしました。それまでは、日本のワインといえば、甘味果実酒や輸入した濃縮還元果汁を原料としたあまりクオリティーの高くないものしか知りませんでした。ところが、この時飲んだワインは、日本産のブドウを使って日本で醸造した純日本産ワインで、素晴らしいものでした。ここから、日本ワインへの傾斜が始まります。
そのうち、日本ワインの愛飲家が集まる催しに出かけてゆくようになり、仕事では知り合うことができないような方々と知り合うことができました。さらには、地元北九州でワイナリーを開きたいという青年や、理想の地を求めて福岡から北海道に移住してワイナリーを開くという青年に出会い、彼らが夢を語る姿に、大いに刺激を受けました。北九州では、のこのこ農園まで出かけていって、ブドウ作りの手伝い(単なる邪魔?)に行ったりもしました。
このころになると、どんな場所でブドウを育て、ワインを醸造しているのか気になるようになり、九州のワイナリー巡りをするようになりました。山梨や北海道のように多くはありませんが、九州にも10軒ほどのワイナリーがあるのです。ブドウは農作物なので、天候も大きく影響します。台風の進路や日照も気になりだします。
2015年には、日本のヴィニュロン(ブドウを育て、ワインを醸造している人をフランスではこう呼ぶようです) にお会いして、話を伺う機会がありました。ブドウと向き合う姿勢、醸造へのこだわりなどワインにかける思いが、ひしひしと伝わってきました。
一本のワインを前にしたとき、そのヴィニュロンの顔やブドウ畑の景色が脳裏に浮かびます。そして、ブドウを収穫した年の天候を思います。そうすると、とてもありがたい、そして、幸せな気持ちになります。
2018年は、7月の大雨こそ大変でしたが、台風は幸い北九州を直撃することがありませんでした。また、ブドウが色づく8月には晴天の日が続き、ブドウの糖度も十分に上がったようです。くだんの北九州の青年は2018年に無事醸造免許を取得し、ワイン作りを始めました。私もちょっとだけお手伝いした2018年ビンテージがどんなワインになったか、とても楽しみです。


取締役 白石 有

趣味:ワイン(趣味歴?年)

ワインとの出会いは、日本中がバブル景気で湧いていた時代。とはいえ、フルボディーの赤ワインなんて渋くてなにがよいのか分かりませんでした。
ワインを日常的に飲むようになったのは、今世紀に入ってから。そして、2015年に小倉駅前のワインバーで、作り手の方のお話を伺い、ワインの奥深さに感銘しました。
ワインをきっかけにして、様々な方と出会いたくさん元気をいただきました。また、ブドウ栽培やワイン作りへと興味も広がりました。

1年かけて、役員一人ひとりの趣味と幸福にまつわるエピソードをリレー方式で掲載しています。

2019 Wellbeing リレーブログ 次回は、白石裕子の2回目です。

 

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Thomas

品質マネジメントや工程管理、コンプライアンス、リスクマネジメントなどの仕事に携わり、仕組みを動かすのはひとだと痛感しました。ひとがイキイキすると、職場や社会もイキイキします。